Restoring daguerréotypes(ダゲレオタイプの修復、続き)

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めずらしく風邪をひいて、体がだるいので何もせずゴロゴロしていましたが、夕方からダゲレオタイプの修復をいくつか行いました。

ガラスのない状態で見るダゲレオタイプは本当に緻密で美しく、ずっと見ていてもあきません

このダゲレオタイプはこんな風にハウジングがとても古く、当時のものかと思っていましたが、実は違いました。

見えないほどかすかに、別の形のマットが以前この銀板の上のあった痕跡が残っていました。

そういったダゲレオタイプのたどってきた歴史をの一部を垣間見れるのもこの作業の楽しいところです。

このあとケースを修復して作業は終了。

まだまだ綺麗にしなければならないダゲレオタイプがたくさんあります。のんびりやっているのでちっともはかどりません。(もはや修復が趣味となりつつあります。)

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最近見つけて、とても感動した動画です。

江戸時代に作られたからくり人形。田中久重という、現在の東芝の前身を創った東洋のエジソンと言われる人の作品。恐ろしく精巧で美しい。。。 筆さばきはもはや人間の私を超えています。
いつか本物を見てみたいです。

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Glass strips(ガラスの短冊)

よく銀板のサイズに合わせてガラスをカットするのですが、ちっとも上手にカットできなくて、もちろん仮止め用だからちょっとくらい下手でも全く問題ないのですが、ふと思い立って集中練習しました。 それまでに相当ガラスを無駄にしました。

家中のガラスをかき集めたらたくさんあるはずなのに、手当たり次第カットしてしまって、もう手元にカットするガラスがありません。もしくは失敗した湿板を一念発起して消せばありますが、あれはかなり大変なのです。(昨日のアンブロタイプのようにつるっと消えないので・・・。)

黙々と練習していたらやっとこんな風に細く切れるようになってきました。

ガラスの短冊。

別にこれはダゲレオタイプに使いませんけれど、綺麗なので少しの間飾ります。

ガラスは時として宝石のように見えます。
中学生の頃、親に内緒でステンドグラスの通信講座に申し込んで叱られたのを思い出しました。

4 quadrant test(四分割テスト)

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今日はダゲレオタイプの在庫を整理しつつ、薬品のテストを行いました。

薬品の作用は温度や湿度などによって日々変化するため、必ず撮影する前にテストをするように、とカナダでの授業で言われました。「面倒です。」というと、「僕も最初はそうだったけど、やっていくうちにこの重要性がわかるから。」とのこと。

あたらしい薬品箱になったので、このテストがやっとできるようになりました。
(・・・といいつつ、いままでの薬品箱でも問題なくこのテストができたことが今日になって判明。 いずれにせよ面倒だったのでやらなかったですが。)

臭素のテスト。

問題は、この被写体の右上(正確には左上)に何もないため、比較検討が難しいことです。
何か適当に置けばよかったのですが、まぁいいや、ということで進めました。
(こういうツメの甘いところが私の良くないところ。)

そしてヨウ素もテストしました。

黒いぶつぶつは、テストなので磨きを甘めにしたせいと思われます。
(またしてもツメが甘いです。)

テストが雑すぎたせいか、最終結果は微妙でした。

今までと何が変わったかというとトーンが少し変わりました。

・・・が、実のところ私のが望んでいるトーンはかなり難しいらしいということがわかりました。もうそこそこ美しい画像は出るものの、まだまだ望むところには遠いです。
このこだわりは、それこそ人にとってはどうでもいい部分かもしれません。

もしかしたらそのトーンを出せる人は現代のダゲレオタイピストではいないのでは・・と思い始めています。(ちなみに私がダゲレオタイピストと思える人はほんの数名しかいません。)

新たに学んだことでで大きな変化が見られることを期待しましたが、ダゲレオタイプは一筋縄ではいかないらしいです。

Adhesive power test, after a year(粘着力テスト、1年後)

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1年前もブログをご覧になってくださっていた方なら覚えていらっしゃるかもしれませんが、銀板の額装用に粘着力テストというものを行いました。

2018年1月13日

2018年3月7日(約二ヶ月後)

過去の記事にある通り、もはや結果はどうでも良いのですが、せっかく1年経ったのでどんな様子かご紹介します。

1年前はこんな感じでしたが。。。

1年後はこんなになりました。

まだがんばっています。浮いているのは両面テープを輪にしてとめているためです。

ボードが曲がるというのは想定外でございました。

・・・というわけで、また1年放置します。