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Lens Cap(レンズキャップ)
31 Saturday Jan 2015
Posted Cameras(カメラ), Lenses(レンズ)
in31 Saturday Jan 2015
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30 Friday Jan 2015
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Posted by 4tographique | Filed under Daguerréotype (ダゲレオタイプ)
29 Thursday Jan 2015
Posted Daguerréotype (ダゲレオタイプ)
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鏡のように反射するダゲレオタイプ。
カメラが映り込んでしまうので以前は斜めから撮影していましたが、調べていたらコピースタンドなど使って撮影するのがいいとありました。
以前に購入したライカの接写スタンドBOOWUです。 エルマーをつけてA6~A4の書類がコピー(接写)できるようになっています。 なぜこんな無駄な買い物をしたのか、そのときはものすごく後悔しましたが、やっと出番がやってきました。
レンズなど反射する部分をできるだけ黒いテープで覆います。
設置面にピントが合う設計なので、ダゲレオタイプの厚み分本来ならスタンドを上にあげなければなりませんが、面倒くさいので最大まで絞って8秒くらいで撮影しました。
まだまだライティングの調整が必要ですが、普通に手持ちで斜めから撮影するよりだいぶきれいに撮れました。
この写真、もともと少しぶれてます。 表情もむっつりしてるし、いい加減じっとしてるのに疲れてしまったのでしょうね。
28 Wednesday Jan 2015
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ambros, ambrotype, アンブロタイプ, ガラス湿板, colored glass, wet plate collodion, wetplate, 湿板, 湿板写真
今日は久しぶりにニス塗りをしてみました。
以前にご紹介したかもしれないですが、こんな道具を使います。
ニス、試験管、アルコールランプ、そしてプレート上での余剰ニスを一時的に入れておく瓶。
アルコールランプで試験管に入れたニスを十分に暖めて(試験管が手で触れるくらい)、暖めたプレートの上にコロジオンを注ぐようにニスを注ぎます。 残ったニスは試験管に戻すのではなく、別瓶に入れてあとで濾過して使います。(ほこりとか入ってしまっているため。)
私は断然ルネッサンスワックス派なので、ニスを長いこと封印していました。
なぜ今になってニスかというと、前回テストした色付きグラスにワックスがけをしたら、ディテールが消えてしまったのです。 もともと情報量の少ない写真でしたから、一応写ってはいたものの、画像が平べったくなりました。
過去にも数回、ワックスをしていたら画像が薄くなったことがありました。
そのときの状況(湿度や気温、コロジオン)によるのか、毎回情報はコットンでちょっとずつぬぐい去られているのかよくわかりませんが、今回はいっさい表面は触らず、ニスでコーティングしてディテールを封じ込めてみることに。
ニスが劣化していたのか、ニスのプレートの方が明らかにトーンダウンしています。 考えてみたら今まで同じ写真でニスとワックスを比べたことがなかったので、もともとこういうものだったかも。。。
一見、ワックスの方が明るくて鮮明な写真に見えますが、詳細の情報はニスのプレートの方が多いのです。
トーンダウンを考慮して露光時間を長くするのか(果たしてそれで満足のいく結果が得られるのかはわかりませんが)、これはこういうものとして鑑賞するのか、好みの世界でもありますが、いろいろなことを想定しながら写真を撮るのはとても難しい。 しかもこれは技術のはなし。 言語が出来て初めて言葉で表現できるのと同じように、写真も技術がベースになければ、偶然の賜物だけを狙って時間とエネルギーを無駄にしてしまうかもしれません。 (湿板の結果を安定させるのは今の私にはまだまだ至難の技。 性格的に几帳面ではないので、偶然できる美しいプレートの方が好きです。)
27 Tuesday Jan 2015
Posted Books(本), Daguerréotype (ダゲレオタイプ)
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1839年にパリで発売されたダゲレオタイプ教本。 その日本語訳です。
もう絶版となっていて、定価が1800円なのに対し現在の市場価格は1万円くらい。
まだ中古を入手できますが、さすがに1万円は高いのでお借りしました。
実際のプロセスに関する記述は最後の数十ページ。文献的におもしろいので価格が妥当であれば1冊ほしいところです。
内容はよく他の本でも紹介されているダゲールや写真の歴史のもう少し濃厚なバージョン(ジオラマについても書かれています)、やりとりされた書簡、最後に化学レポートのようなダゲレオタイプのプロセス。
先日、真剣に読んでいるところ知人に声をかけられ、何を読んでいるのか聞かれましたが、説明が理解できないというより私を理解できないというリアクションでした(笑)。
ダゲレオタイプ、まさに化学。 分子レベルのアートです。 どんどん写真から遠ざかっていきます。。。。