インターネットで間違えて購入してしまった本。 購入完了するには何クリックもあるのにどうして気づかなかったのか自分でもものすごく不思議。 しかも昨年12月初旬にオーダーしたのに今年に入ってから届いたので、もうオーダーしたことすら忘れてました。
気乗りしないままちょこっと読んでみると、ダゲレオタイプやガラス湿板のことがいろいろ書かれていて、怪我の功名とはこのことかと思いました。(勝手に恋愛ものかと思っていた。) おまけに、”メールでいい状態のものがなかったので発送を止めている旨12月に連絡したけど返事がなかった”、とのメモが入ってました。 そのメールは検索しても出てこなかったけれど、もしそのメールを見ていたら確実にキャンセルしていただろうから、かえって届かなくてよかったです。
ちょうど昨日の記事の、ガラスどちらの面を上にするか、という内容も書かれています。
「日本人は左右反対を気にする人が多かったと見えて、柳河春三『写真鏡図説』では左右正像になるようにガラス面を表にして箱に入れている。」 とのこと。 今の私と逆ですが、着物だとやむを得ず、さらには写真を撮る際わざわざ着物を左前に着て撮ったという話も乗っています。
まだ途中ですが、ガラス湿板の日本における歴史に興味がある方におすすめです。