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今日は湿板用に購入したガラスが届きました。 ぼちぼち制作をはじめます。
・・・と、頭では思っていてもなかなか着手できません。  

gilding prep

ダゲレオタイプ熱がなかなか冷めずとうとう水銀法を試してみることに。
(上の写真は調色剤です。)

以前にも紹介しましたが、ダゲレオタイプはベクレル法と水銀法があり、ダゲールの発明したダゲレオタイプは水銀法を用いています。
そして私が所有している150年以上前の美しいダゲレオタイプたちもすべて水銀法で作られたもの。 
ベクレル法はダゲールの後に開発された方法で、水銀や臭素など使用しない分、危険度が水銀法に比べて少なめです。
当時の美しいダゲレオタイプのクオリティーを目指しているので(到底到達しそうにはないですが)、水銀は自分の中で避けて通れず、とりあえずチャレンジしてみることにしました。 

まずは2枚実験。(基本的に失敗したものはすべて「実験」というくくりだったり・・・。)
m-dag-samples

最初はまったく写らないと思っていたので、まずまずの結果です。 左は調色なし、右は調色失敗。 
デジタルでは到底表現しつくせませんが、ベクレル法より階調が広く奥行きがある気がします。 調色を失敗して真っ黒になりましたが光を当てると、暗さの中に深みがありちょっぴり感動。 

湿板では液体を扱いますが、ダゲレオタイプは気体。 とても物質的でありながら銀板に映し出された画像は物質を超えた存在感があります。