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ダゲレオタイプの実験を早く再開したい気持ちを押さえつつ湿板の作品制作の準備をしていましたが、ここ数日かつてないトラブルに悩まされています。
通常はビネガーと砂糖の現像液を使用しており、いままでまったく問題なかったのに、画像が出なくなりました。

硝酸銀は再度サンニング、コロジオンも作り替え、ホルダーも変えて、ありとあらゆる現像液のレシピを試しましたがまったくうまく行きません。 
trouble-shooting

ここまでたくさん失敗作が並ぶと別な意味での美しさが出てきておもしろいので、もっと大量生産してやろうかと思ったり。 本当はこの倍以上の枚数撮ってますが、最初は並べるつもりなかったのでどんどん再利用してました。 何かもっと好きなものを撮ればよかったなー。 現像液のテストなので、わざとコロジオンを重ねたりして遊びました。
ちなみに私のお気に入りは右上のコロジオンがはがれてサランラップみたいにしわしわになっているもの。 ここまで豪快に変貌すると感動します。

・・・そう楽しんでいられるのも最初のうちだけで、何十回もガラスを磨き、何十回も現像液を調合して、手も汚らしくなってくるとだんだん悲壮感が漂ってきて、なんで私はこんなことやってるんだろう・・・と、最終的な思考が「人生について」というテーマに飛躍してしまうので、もうお手上げ状態でQuinn先生に泣きつきました。(基本的にすべてをやり尽した上、もう無理だと思ったときだけご相談します。)

私が現像液を疑っているのに対し、Quinn先生はいろいろな状況から硝酸銀に問題があると判断しました。 もともと化学の知識がある方なので、化学的なアプローチをされます。 

本当は作り替えてしまうのが一番手っ取り早いのですが、硝酸銀も安くはないので、とりあえずボイル。

boiling

今日は秤も壊れてしまうし、とにかく散々な日々。  これでうまく行かなかったら硝酸銀を作り替えることにします。