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最近湿板をはじめる人が増えてきました。奇抜な作品が新しいアーティストから出てきたら面白いなーと思います。肖像写真とかではなく何か湿板ならではのもの。個人的には普通に撮って感動しているだけでも十分満足ですが、だんだん飽きてきそうな予感。基本2年サイクルなので、そろそろなのでしょうか。寝て朝起きたらすっかり興味を失っていた、ということがよくあるのでわかりません。(その場合大量の硝酸銀とかどうするのだろう。。)
ダゲレオタイプは今年の3月にはじめたばかりなので、まだまだ続きます。
ギルディングの練習をしました。
先だっての焦げた食パン。ギルディングのソリューションが少し古かったか、水道水が混じってしまったのだと思います。ソルーションが最初から茶色でした。
5th mercurial daguerreotype
亜硫酸ナトリウムとチオ硫酸ナトリウムをまんまと間違えました。どうしようもなさすぎて何度見てもちょっと笑えます。ソリューションの色は黄色。
3rd mercurial daguerreotype
ギルディングの説明の意味が初めて少し分かったプレート。奥行きとコントラストが増して色が暖色系に変わります。でもフォグがかかったようになりました。ソリューションの色は透明。お腹のあたりを指で触ってしまって禿げてます。
4th mercurial daguerreotype
露光不足(といっても2時間ですが)かつプレートの磨きムラが目立ちます。6枚目の水銀法ダゲレオタイプ。ハイライトがブルーになるソラライゼーションがダゲレオタイプの特徴です。
6th mercurial daguerreotype
水銀法、見事に6戦6敗。とりあえず写ることが目標だったのであまり悲しくないのでした。一番大切なのはきれいに銀板を磨くことですが、一番難しいのはギルディング。塩化金が高価なので、派手に練習ができないのが辛いところ。
このあと当時のダゲレオタイプを見るとあまりに素晴らしすぎて固まります。どうやったらそこに近づけるのだろう・・。