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湿板で写真を撮る人は世界にいっぱいいるけれど、私の好きなアーティストは今のところ数少ないです。(全員を知り尽くしてはいませんが・・。)
中でも特にお気に入りはGayle Stevensという女性のアーティスト。始めて作品を見たときに衝撃でした。

とても直観的。本人曰く元々写真はNikkormatと50mmのレンズをプレゼントとしてもらって始めたそうです。フィルムコースを受けて自分の暗室を作るあたり、まさに写真にハマってしまった人のたどるコース。(自分で現像したいかどうかが一つのポイントだと思っています。)もともと手作業が好きな人なので、湿板に夢中になるのも想像できます。

なぜ湿板なのか聞いたら、とにかく好きだそうで、薬品を調合したり、エーテルの臭いや、プレートにコロジオンを注いだときの温度の変化など、五感で感じてテンションがあがるタイプのようです。(とはいえ、最初は薬品調合に少し怖気づいたそうですが・・。)
私自身も薬品の香りとか時間をかけて調合したりするのが好きなので、気持ちはよくわかります。もしかしたら作品に共感する部分が多いのもそのせいだからかもしれません。

彼女の作品はとてもユニークでなかなか真似できるものではありません。作品のコンセプトはどうやってできるのかと思ったら、オブジェを見つけてそこから組み立ててゆくとのこと。Youtubeでも話していますが子供のころから毎日散歩して貝殻とかいろんなものを集めるのが好きだったそうです。
彼女にとって写真は、発見・探検。そのキーワードは私が想像していたものとは少し違いました。
写真が最終目的というより、写真というプロセスを経て何かを見つけていくのかなという印象を受けました。

まだ日本では発表したことがないようなので、いつか日本に来てほしいです。(ちなみに池で鯉を飼っているそうです。)

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