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ベクレル法と水銀法、ここ最近気づいたのですが、ギルディングした後の奥行きがだいぶ違います。一見似たように見えるけれど、水銀法の方が圧倒的に美しい。

そもそも形成される像が水銀の場合アマルガム(水銀と銀の結合)となるので、ベクレルで現像したものとは明らかに違います。ギルディングソリューションの塩化金によってアマルガムの分子のハイライトがさらに白く、シャドウがさらに暗くなることでコントラストが増します。

それではベクレルで作られた像はいったい何か、というと、はて、何でしょう?(勉強不足。)
ベクレル法のプレートをギルディングするのは保護の目的のみのような気がします。水銀で現像したプレートをギルディングしたときのような、ぐっと奥行きが増すような変化がどうも見られないのです。

水銀の法が美しいと思いながらも今日は光の検証のため久しぶりにベクレル法を用いました。
b-dag1
ハイライトとシャドウの差が激しいです。コントロールが難しい。紫外線がとても重要のように思います。

同じ場所でシャドウと出すため長時間露光したところ、白いところは露光オーバーなのに影の部分は相変わらずとても暗く、ライティングに工夫が必要そうです。ソラライゼーションなのか青っぽいプレートになりました。
b-dag2

それよりなにより、言葉が出ないほどすばらしいダゲレオタイプを見つけました。
SOURCE:http://www.photographymuseum.com/geoguslg.html
unidentified

私がやっていることはいったい何なんだ、と思います。
うまく表現できませんが、ドキドキするというか胸が詰まるというか、写真として完成されすぎている。ここ最近、ポートフォリオとかステートメントとかよく耳にしますが、そもそも写真に説明は必要なのでしょうか。(ずっと混沌としています。)