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今日はなんとダゲールさんのお誕生日でした。
2011年にGoogleのバナーに使われたもの。それ以降お祝いされていないらしい。。
それにちなんで、というわけではないですが、私が持っているダゲレオタイプを少しずつ紹介したいと思います。
これは6thプレートサイズで、女の子のごくごく普通のダゲレオタイプ。状態もとても良いです。彼女の髪の毛がリボンで束ねて入っています。別に亡くなってしまった、というわけではないと思います。
この髪の毛を写真と一緒に持っている、というのは現代からするとちょっと怖い気もしますが、iPhoneに家族の写真を入れているのと同じくらいの感覚なのではないでしょうか。(ちなみに私は愛兎の換毛期に、その毛をせっせと瓶につめていました。)
ただし、お金持ちだけの特権。ダゲレオタイプを撮ってもらえるのはそこそこ裕福な家庭でないと難しかったようです。
ちなみに病気などで亡くなった家族の死顔を撮ったダゲレオタイプは”POSTMORTEM(ポストモーテム)”と呼ばれ、コレクターに人気。値段も高いです。寝ている赤ちゃんを抱いたお母さんの写真を、”もしかしてポストモーテム?”とか言って、販売している人もいます。その方がコレクターの気を引くからでしょうか。(えー、寝てるだけでしょ、っていうのも多いですが。)
個人的にはそれほど興味はありません。
ダゲレオタイプを集めている人は日本に絶対いるはずなのですが(以前にアンティークショップであったことがあるし)、コミュニティーがない。なので海外のコミュニティーに入りました。そうしたら名簿にアクセスできて、私以外に日本人が一人いました。たった2人。ま、そういうコミュニティーに入ったところで活動拠点が海外なので、あまり意味がないといえばないのですが、定期的に会報が送られてきます。シンポジウムとかオークションなどの催し物をやっているのでいつか行ってみたいです。