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1月終わりになって今年の目標もないですが、今年は「ダゲレオタイプで展示をすること」というのをゴールの一つにかがげていました。でも、ダゲレオタイプをやればやるほどなかなかその域に達するのが難しいと思うようになりました。

思い切って方向転換をして、「一つ自分の大満足のいくダゲレオタイプを撮ること」を目標にするもいいかなと思います。とにかくひたすら撮り続ける。

こんな話を友達にしたら、逆にもっと展示をした方がいい、と言われました。
自分が納得がいかなくても、他人が気に入ることがあるんだからそれでいいじゃないかと言うのです。実際に気に入ってくれる人がいるんだから、どんどん出すべきだとの意見でした。
でも仮に10人が気に入ろうが100人が気に入ろうが、結局のところ自分が納得いかなければ、達成感はないに違いないのです。
この話はひたすら平行線をたどり、もう貴方はちっとも分かってないと言って終わりになりました。
制作をする人と鑑賞する人の違いなのかもしれません。

とりあえずヨウ素を2キロ追加注文しました。

そして、この前作ってもらった額に一つダゲレオタイプを飾りました。
なんだかんだ言って不出来だと思って埃まみれになっていたダゲレオタイプが、その額に収まりました。
なぜそんなことになったかというと、最近これよりもっと不出来なダゲレオタイプのオンパレードだったので、この放置していたダゲレオタイプを見たときに、「何だ、結構きれいに出来てるじゃないか。」と思ったのです。単に相対的な話。もしこれよりもっと素晴らしいダゲレオタイプができたら、隣に置かないこと。そうしないと永遠にこの額に収まるダゲレオタイプはありません。

framed

なんかそんな話があったなー。不細工な女の子がとても美しい男性に、「美しい」と言われて、有頂天になっていたところ、その男性は生まれてこの方隔離されて育ったので老乳母しか見た事がなかったというオチ。そしてその女の子は、彼が世の中の自分以外の女性達を見ないように殺してしまうのです。

人は気づかぬうちに比較をしています。でも比較をするものがなければ絶対的に美しく見えるものもある。

・・というわけで、この額装されたダゲレオタイプは他のダゲレオタイプたちと比べられないよう、隔離される運命に。トイレにでも飾ろうかな。

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