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1月終わりになって今年の目標もないですが、今年は「ダゲレオタイプで展示をすること」というのをゴールの一つにかがげていました。でも、ダゲレオタイプをやればやるほどなかなかその域に達するのが難しいと思うようになりました。
思い切って方向転換をして、「一つ自分の大満足のいくダゲレオタイプを撮ること」を目標にするもいいかなと思います。とにかくひたすら撮り続ける。
こんな話を友達にしたら、逆にもっと展示をした方がいい、と言われました。
自分が納得がいかなくても、他人が気に入ることがあるんだからそれでいいじゃないかと言うのです。実際に気に入ってくれる人がいるんだから、どんどん出すべきだとの意見でした。
でも仮に10人が気に入ろうが100人が気に入ろうが、結局のところ自分が納得いかなければ、達成感はないに違いないのです。
この話はひたすら平行線をたどり、もう貴方はちっとも分かってないと言って終わりになりました。
制作をする人と鑑賞する人の違いなのかもしれません。
とりあえずヨウ素を2キロ追加注文しました。
そして、この前作ってもらった額に一つダゲレオタイプを飾りました。
なんだかんだ言って不出来だと思って埃まみれになっていたダゲレオタイプが、その額に収まりました。
なぜそんなことになったかというと、最近これよりもっと不出来なダゲレオタイプのオンパレードだったので、この放置していたダゲレオタイプを見たときに、「何だ、結構きれいに出来てるじゃないか。」と思ったのです。単に相対的な話。もしこれよりもっと素晴らしいダゲレオタイプができたら、隣に置かないこと。そうしないと永遠にこの額に収まるダゲレオタイプはありません。
なんかそんな話があったなー。不細工な女の子がとても美しい男性に、「美しい」と言われて、有頂天になっていたところ、その男性は生まれてこの方隔離されて育ったので老乳母しか見た事がなかったというオチ。そしてその女の子は、彼が世の中の自分以外の女性達を見ないように殺してしまうのです。
人は気づかぬうちに比較をしています。でも比較をするものがなければ絶対的に美しく見えるものもある。
・・というわけで、この額装されたダゲレオタイプは他のダゲレオタイプたちと比べられないよう、隔離される運命に。トイレにでも飾ろうかな。
ヨウ素を2キロとは凄い量ですね。
私は50グラムしか持ってません。
また、使用量を少なくするために溶液にしたものも使っています。
こんばんは。
50グラムだとどのくらい持ちますか?といっても保管方法や頻度にもよりますよね。
私はヨウ素の変え時がまだよくわからないので、念のため多めにストックしています。あと8x10のテストにも使うので、どうしてもたくさん必要になります。
ヨウ素、液体にしても使うことができるのですね。知りませんでした。
顆粒のヨウ素はほとんど減りません。
初期のころは、ヨウ素箱に入れたままでしたので消耗が早かったです。
現在は、0.05mol/l(N/10)よう素溶液500mlを50ccの小瓶に移してヨウ素を5粒ほど溶かして使用しています。
100斤で手に入る8cm角の小皿に注ぎ6×6のサイズの銀板を乗せて処理しています。
液面から銀板面まで5mmぐらいの距離ですのでヨウ素蒸気は僅かですみます。
使用後は再度小瓶に戻して再使用します。(リキッドタイプと言うそうです。)
他にもヨウ素をシリカゲルに吸収させて処理する方も居ます。
試してみましたがリキッドの方が処理をしやすいと思います。
大判はホウロウバットにヨウ素液を注ぎ銀板で蓋をする感じで処理しています。
大きな箱を作るより簡単な感じです。
※ちなみにヨウ素を入れ替えることはしていません追加するぐらいです。
貴重な情報をありがとうございます! リキットタイプという方法もあるのですね。ヨウ素が少なくて済むので経済的ですね。
私は今ヨウ素を箱に入れっぱなしなので、しばらく使わないと効力が弱まってしまいます。今度こちらの方法を試してみます。
ヨウ素は処理する時にヨウ素箱に出し処理後は試薬瓶に戻すのが無駄が無いと思います。
だいぶヨウ素が長持ちしそうですね。いろいろアドバイスありがとうございます。とてもためになります。