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“The harder the process is, the more you’ll appreciate it at the end”

これは誰が言った言葉かわかりませんが、

「プロセスが大変であれば大変であるほど、最後によりありがたみを感じる」

・・という意味で、まさにダゲレオタイプの施術者ための言葉ではないかと思ってしまう。
何度このフレーズに励まされてきたかわかりません。

とにかくうまくいかないのです。 

日本で最初にダゲレオタイプを撮影した人は、最初に成功するまでに嘉永時代から安政時代にかけて9年も年月をかけていますが、それは十分に情報のなかったころの話。

では情報が山のようにあればうまくいくのかというと、このダゲレオタイプというのはいくら情報があってもちっともうまくいかないのです。(自分はつくづく不器用なのだと最近真剣に思うようになってきました。)

今朝も多重露光になって失敗しましたが、一つだけ進歩があるとすれば足元のシャドーがつぶれなったこと。
銀板の磨き方を変えました。そうしたら、偶然なのか必然なのか、今までほとんどの場合(たまに写っていますが)黒くつぶれてしまっていたシャドー部分がある程度出ました。
shadow

相変わらず失敗ばかり。20日までカウントダウン。 

そういえば、ロモからダゲレオタイプというレンズが出るのだか出たのだかという話ですが、個人的にはレンズの名前にダゲレオタイプはないだろう、と思います。 ペッツバールはもともとペッツバール氏が考案したレンズの名称なのでいいとしても、ダゲレオタイプは本来カメラの名前でもレンズの名前でもないし(ダゲレオタイプを写すカメラという意味で、ダゲレオタイプカメラと言われることはあっても)、ダゲレオタイプという言葉はきちんと貴重な写真の歴史の一部として正確に伝えられるべきだと思うのです。

ロモそのものは面白いことをやっていて好きだけど。

ま、言葉は時代と共に変化するし、変化させるのは大衆なので、私がここで小さくボヤいたところで何の意味もなしませんが、もうあと何年もしたらロモのダゲレオタイプの方が有名になっているかもしれません。(そもそもダゲレオタイプはそれほど一般的に知られている言葉ではないのでした。)