CDVは何かといいますと、The Carte de visiteの略でトランプくらいのサイズの写真カードです。

「写真のはじまり物語」(*クリックするとamazonのページに飛びます)によると、現代の名刺のような役割を果たす傍ら(現代とお作法はちょっと違います)、ポートレイトとしても楽しまれていたようです。
始まったのが1859年で1880年にはほぼ衰退。
今までCDVにはまったく興味がなかったのですが、お値段も手頃だし、アルビュメン・プリントということなのでちょっと見てみたいなーと思って取り寄せました。

届いたのはこの2枚。
cdv

手に収まるくらいのサイズのはずなのに、一枚は巨大。あれ?と思って本をよく読んでみると、大きいサイズの方はCDVのあとに流行したCabinet Cardというものらしく、サイズは10.8cm x 16.3cmもあります。
CDVとして売られていたので、販売者があまり詳しくなかったのかもしれません。大きい分見応えがあって気に入りました。写真も美しいです。

これがアルビュメンかというと、そんな感じには見えませんが、CDVの方は劣化ぐあいからするとそうかもしれません。

こちらがキャビネ・カード。
cabinet card
裏にはネガを保管しているので、コピーも拡大も出来ます、と書いてあります。

拡大? そういえば引き延ばし機というのはいったいいつから登場したんだろう。
この写真は1885年のもののようです。

私はどちらかというと写真は撮る方が好きなので、あまり収集するという趣味はありませんが(立派にダゲレオタイプ蒐集しています)、もしかしてCDVもトーレディングカードのように集めてしまうかもしれません。そういえば子供のころシールを集めて友達と交換したりしてました。好き勝手買えないから、友達の持っているシールはとても魅力的で、交渉が成立すると心踊ったものです。あのワクワク感は今考えるととても新鮮。ま、CDVは集めたところで交換する人はいなさそうですが。