Tags

, ,

普段は作業時間が惜しいため、帰宅後クラッカーやチーズなどかじりながらほとんど立ち食い状態で夕食を済ませている日が多いですが、今日は久しぶりにごちそうを頂きました。
チームで上半期のMVPに選ばれて、なんと高級寿司店「久兵衛」に連れて行っていただきました。
たぶん最初で最後の高級料理。。 思ったよりフレンドリーで心地の良い場所でした。
道具好き、職人好きの私はカウンター席でその芸術的な包丁さばきに見とれていました。また板前さんそれぞれがMy 包丁を2本ずつ持っていて、形が少しずつ違う。そしてその包丁の美しいこと。その道17年の板前さんが、まだまだ半人前とおっしゃっていたのが印象的でした。

そんな話を聞くと、ダゲレオタイプ1年そこそこの私は駆け出しもいいところで、まだまだこれからたくさん学ぶことがあるのだなーと思います。

最近は露光時間の調整と、自分が本当に欲しい描写にいかに近づけるのかじっくり取り組むため、以前とは違った位置づけで鳥の撮影を続けています。この被写体だけでまだまだ考察できることがあります。
ま、端からみたら正直どうでもいいよ、というレベルの、あくまでも内向きの話。(もともと私の写真に対する情熱はとことん内側のマグマに向かっています。)

昨日Darlot ParisとHermagisの撮り比べをしてみました。
左から、Dagor, Darlot Paris, Hermagisの順番。 鳥が縮こまって見えるのはカメラの位置の問題。Dagorからどんどん距離が遠ざかっています。 特にHermagisはボケを軽減するためあおりを使用しました。

lens-comparison

Dagorがやはりコントラストが低めです。ただ骨とシャドー部分の描写はすばらしい。低コントラストならではかもしれません。あえてこの3つの中で比べるのならDarlot Parisが男性的で、Hermagisが女性的。
HermagisはF8で撮りましたが、さらに絞ってもう少し周りもピントが来るのであれば、個人的にはHerimagisが一番好きな描写かもしれません。(実物は本当に美しいです。)

正直なところまだこれ、というものが出来ていません。逆にそれが出来たらそこで私のダゲレオタイプは終わってしまいそうなので、この終わりのない旅を続けているのがたぶん幸せ。

今回嬉しいことに、散々悩んだHermagisの露光時間がほぼぴったりでした。
何を血迷ったのか最後は占いで決めるという、化学や物理からは一番遠いところにある手法を採用。露光時間を占うというのは初めてですが、結果オーライということで(いや、良くないだろうとは内心思っています)、これで目安のデータが一つができました。

大きなイメージサークルのレンズで中央部分だけ使って撮る、という方法を昔の人はやっていたそうです。
なのでそもそも4x5用レンズで、画面いっぱい撮る、ということに無理があるのかもしれません。
夏の間中に8×10カメラで4x5を撮るという作業もしてみたいと思います。