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A daguerreotype of black nanny
23 Sunday Oct 2016
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in23 Sunday Oct 2016
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11 Tuesday Oct 2016
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引き続き照明のテストをしました。
その結果を受けて、前回記事の、”光の種類よってはお互いに干渉しあうかも”、という寝ぼけた発言はとりあえず撤回します。
少なくともダゲレオタイプにおいて人工照明のEV値はあまり当てにならないということは事実です。
こちらはUVライトを6灯、普通の照明を4灯で撮影したものです。
ハイライトのEV11.67で、50分。 骨の白を飛ばしたくなかったので、少しアンダー気味に撮影しました。
これの何が気に入らないかというと、全体的に暗くコントラストがないこと、そして右下の白いメーター計の文字盤が半分白飛び気味なことです。
上のライティングにさらにEye Lampを足してみました。
ハイライトのEVは13, 露光時間は35分。 本来この明るさがあれば20分くらいでいける計算ですが、前回のEye Lampのテストから少し長めにしました。
コントラストが上がり、文字盤も角度を変えたのでしっかり写りました。
ただシャドーが暗くなりすぎました。(もうひとつ見せたい小さな被写体が隠れているのです。)アイランプは強すぎるためメインの照明の上にクリップでつけて天井に向けています。ただ肉眼で被写体を見ると全体にきれいに光が当たっているように見えるので不思議。ダゲレオタイプが感光できる光源がきちんと回り込んでいないらしいです。
やっぱり専用のめがねがあればいいのにと思います。
誰か発明してくれないかな。おそらくそのめがねで見たら虫が見ている世界のようなんじゃないかなと勝手に想像しています。
骨の関係上、これ以上露光時間は大幅に伸ばせないので、アイランプを別な場所から当てるか下からライトを足すかで再調整。
これもあれも、すべて経験値を足していくためのプロセス。ダゲレオタイプのプロでさえ露光時間は間違うので、とにかくいろいろ試してみたいと思います。
09 Sunday Oct 2016
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結果が安定してきたのでずっとやりたかった光源のテストをしました。
今までは照明はとにかく適当。なんとなく適当にセットしてなんとなく写っていました。
それでもたまに、あれ?という事態が発生し、それはちょっと不思議な現象で、本来光が強すぎたら露光オーバーになるはずなのに、アンダーのように写るという現象。
科学的なことはまったくわかりませんが、光源の種類によってもしかしたら光同士が干渉してしまうのかな、と勝手に想像しています。それは恐らくデジタルだったらわからないけれど、紫外線に反応する技法だと顕著に現れるのかもしれません。
いろいろ複雑な要因がありそうですが、とてもシンプルな方法で実験をしました。
まずUVライトのみで撮影したもの。
UVライトは暗いので、露光時間は1時間35分です。
ものすごく露光オーバーに写りました。
そしてEye lampのみで撮影したもの。
Eye lampだけでEV14も出るので本来だったら15分程度の露光で大丈夫な計算ですが紫外線量が少ないので、25分に延長しました。 それでも足りなかったようです。
明るさはあるものの、ほしい光源が足りていません。(水垢みたいなものは洗浄不足のせい。)
この実験もかなりツメがあまく、雨の日の昼間に撮影しているので、外からの光も少し影響しています。本気で実験するなら夜にやった方がいいです。
そしてUVライトとEye lampを同時に使ったもの。
明るさも紫外線量も十分なはずなのにおかしな写り方をしました。これが私が勝手に想像する光同士の干渉。科学的な根拠は特にないですが。。。
というわけで、ライティングを真剣に考えるすぎるとろくなことがないらしい、ということがわかりました。(それが結論というのもどうなの・・。)
ま、もう少し試してみたいと思います。
最近会社の人に計算を手伝ってもらって(というよりほぼ全部やってもらって)、ダゲレオタイプの露光チャートを作成しました。これを頼りに撮影しています。上記のようなライティングの事情や、被写体の色によってかなり条件は変わるので、あくまでも参考程度。 あとは経験と直感に頼るのみ。 露光時間がもう少しなんらかの根拠に基づいて計算できたら無駄な労力も減ると思いますが、それは今の段階だとなかなか難しそうです。
08 Saturday Oct 2016
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今朝届いたランプ。
クリップで上にとめてある大きな丸い電球です。
岩崎電気のアイランプというもので、以前からそのレトロ加減がかわいらしく、気になっていたもの。
いろんな種類があります。
写真照明用アイランプ
1年以上前に紫外線量はどのくらいですか、という質問をメールでしましたが、調べますと言ったきり返事はなく(紫外線量なんて普通に考えたら想定外の質問だろうし)、そのまま忘れていました。
現在いろいろライティングをお試し中につき、仲間入りさせることに。
ちなみにちゃんと紫外線も出ていました。
これは数日前に前回の失敗を撮り直したダゲレオタイプ。
欲しいコントラストが出ないので、この新しいランプを使って、レンズも変えて再撮影してみます。
04 Tuesday Oct 2016
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私の作品を買いたいとずっと言い続けてくれた友達にやっと準備が出来ました。
もっと上達して納得のできるものが出来るまで待ってもらおうと思いましたが、これでも十分うれしいとのことだったので、まずはこちらをプレゼントすることにしました。
1年前に見たらすばらしく上出来。でも今みたら、うーん。。微妙。まぁ、額だけ使ってもらってもいいけど。
ここしばらく撮っている人形の出来映えがぶさいくすぎて腹立たしいことこの上ないので、久しぶりにエルマジーで気晴らしをしました。
構図が斜めになった上ライティングに問題があります。おまけに、何やらダルマのような模様が。。。。恐らく水銀のいたずら。気晴らしのつもりが、全然気晴らしにならなかった・・・。
消そうかどうか迷ったあげく、結局ギルディングの誘惑からは逃れらず、いずれにせよ消化不足なのでこれはもう一度くらい試しにエルマジーで撮って、TrioplanかCookeで撮り直しをしようかなと思います。(というなものでもないけれど、骨の美しさはダゲレオタイプではまた一層引き立つのです。)