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今年が終わる前にどうしてもやりたかったことがありまして(そんなのばっかりだけれど)、それは水銀法で8×10のダゲレオタイプを撮ることです。

8×10の銀板写真は以前に一度ベクレルで実験的にやっただけで、そのときはかろうじて写ったものの、まだ4x5でもろくに水銀法で写せてないときだったので8×10という無謀な試みは封印していました。

そのあとずっと放置していた真っ黒になった8x10の銀板。とりあえず磨いて写してみるか・・・ということで、年末の大掃除もほったらかして試してみました。

結果。

8x10_m-dag-room-1230-2016

イメージサークルが・・・・・。。。 これは完全なミスです。
露光時間は2時間8分という今までの中で最長記録。それでもアンダーになりました。
そして放置していた銀板の状態が良いわけもなく、酸化しています。

こんなウンチみたいなダゲレオタイプをギルディングするのはまったくもって不本意ですが、この銀板はどうせもう使い物にならないし、ギルディングはダゲレオタイプの中でも一番難関な作業なので練習を兼ねて自作の装置で行いました。

gilding-stand

まぁ、初めての8×10ダゲレオタイプにしたら一応写ったしギルディングも出来たのでよしとします。

解像度もなかなかのもの。
close-up

8×10のサイズになると何もかもが4×5と比べて4〜5倍の労力がかかります。手でも持つのでさえ一苦労。湿板でも4×5–> 8×10–> 11×14 –> 12×16と経験しましたが、サイズが大きくなればなるほど当然のことながら惨事も起こりやすいです。

2時間露光時間中、光を見守りながらソンタグ氏の写真論を途中まで読みました。正直なところ文章が難しすぎて頭に入りません。(内容覚えていないのは前回挫折したからに違いないです。) 全部理解するのは無理なので、ところどころ気になったところだけ拾っておくことにします。