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オカルトチックなダゲレオタイプ2枚。別々の日に撮られたものです。
気味悪いダゲレオタイプを撮るつもりはなかったのに不気味な仕上がりになりました。もっと可愛らしいはずだったのに。
ここでのポイントは気持ち悪さではなく、ダゲレオタイプの色調です。
左がブルーがかっていて右がセピアトーン。
私が好きなのは右のセピアっぽい色調ですが、たまに左のようにブルーになります。プレートが不鮮明なのは、すぐに消そうと思っていたため調色せず、長い事空気にさらしていたせいだと思われます。
トーンの違いはヨウ素の具合や温度などに影響するのでなかなかコントロールが難しいのですが、しつこくギルディングすると若干セピア感が増します。とはいってももともとセピアトーンにあがったダゲレオタイプをもう少し茶色くすることはできても、ブルートーンのダゲレオタイプをセピアにするのは難しい気がします。一つコントロールするとすれば、ヨウ素のカラーサイクルをマゼンタにすること。(それでも100%確実ではありませんが、可能性が増します。)
ま、好みの問題なので、この青みがかったダゲレオタイプの方が好きという人もいるかもしれません。