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アニー増殖中。とうとう13人になりました。(本当は14人でしたが、他界しました。)

スタック中。ちょっと丁寧に銀板を磨いて時間をちょっと変えて撮ったところで、画質が突然美しくなるわけでもなく、これ以上アニーに限らずどんなものを撮ったとしてもクオリティーには大差ない気がしています。
ある時期、自分のダゲレオタイプが少し確立されたかのような錯覚を起こしましたが、それも寝ぼけていただけで、また気持ち的にはゼロに戻りました。

先日の展示に訪れたイケメン外人さんが私にたくさん質問をしてきて、やけに詳しい人だなぁーと思っていたら、昔専門で写真を勉強していたとのこと。そして今は某ファッション雑誌のモデルをされていて、編集長に会ってほしいというので一週間ほど前に会いに行きました。

ダゲレオタイプの話をしてほしいと言われていたので、せっせと170年ほど前のダゲレオタイプとそれに関する本をバッグに詰めて行ったところ、「自分の作品持ってこなかったの??」と言われ、あれ、ダゲレオタイプの概要説明じゃなかったんだ・・・?

彼はタイアップで何かやりたかったらしく、一生懸命編集長に私をアピールしてくれました。ドラフトチャンバーが必要なんだとか、うまくやればスタジオでも撮れるはずだ、ほらもう一度作品見せて(iPad持っていってよかった)、等。編集長はとても熱心に話を聞いてくださったものの(編集長ももともと大判写真を撮っていた方なので)、特に具体的な話になるわけでもなく、とりあえずダゲレオタイプに興味を持ってもらえたことで自分の中でのミッションコンプリート。モデルさんは、いつか何か一緒にできるからとにかく続けて! と言ってくれて、編集長は編集長で、今度展示があったらぜひ案内を送ってほしいと言ってくださり、お土産に最新号の雑誌も持たせてくれて、本当にさわやかで素敵な人たちでした。

私的には話が具体的になることを恐れていたので、特にがっかりということはなく、尊敬するダゲレオタイピストのひとりに「編集長はたぶんプロのカメラマンしか使わないんだと思う」とその話を報告したら、「プロ・アマ関係ないよ、君のダゲレオタイプがまだ発達途上だからだよ。」とストレートに言われ、がーん、そこか!!と我に返りました。

そうだそうだ、作品云々以前にまだまだやるべきことがたくさんあったのだ。。

・・というわけで、しばらくはまた黙々と職人訓練をしたいと思います。