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ダゲレオタイプの銀板磨きはひたすらマニュアルにこだわる人と機械を使う人、ハイブリッドタイプといろいろいます。
私はずっとかたくなに手で磨いていましたが、ここしばらくはまったく磨き傷のないダゲレオタイプを作りたくて、アメリカのダゲレオタイピストの方に教えてもらって機械を使って練習しています。
現代文明に頼ればすぐ出来るだろうと思ったら、これが甘くて、手作業だけだったら20分もあれば磨けるところ30分以上かけてもちっと奇麗にならず、むしろ余計な傷がついたりして何度も何度もやり直したあげく、銀板はうっすら曇っているという始末。
手作業の法がどれだけ楽なんだ・・。と思いながらも、手で磨くとどうしても磨き跡が残ってしまうので、ひたすら機械と格闘しています。
ヨウ素を充てる前にうっすら曇っているのがわかりましたが、もう辟易していたので取りあえず撮影。なんとか写ったものの少し霧がかかっている上に磨き残しがよくわかります。
アニーの合間の息抜きのはずが、まったく息抜きにならなかった。
傷が少しくらいあってもマニュアルの方がいいなー・・・と思い始めています。
レンズの描写だけなくつるんとした柔らかさで、トーンが豊かですね。いい写真だな。
ありがとうございます! 新川さんにそうおっしゃっていただけると嬉しいです。
もしかしたら磨き方のせいもあるかもしれません。まだいろいろ謎の多い技法です。。。