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先日Annieの集合体を会社の同僚に見せたところ、「大丈夫?」と言われました。
私が壊れかかっているのではないかと心配したみたいです。 たしかに目的が見えないとずっと穴を堀り続けている人みたいで、この人気は確かなのかと思ってしまうかもしれません。
一応、実験をしているだけだから、と言いましたが、自分でももはや実験しているのか永遠に(あの鳥のときのように)撮り続けたい願望があるのかわからなくなってきました。 これを私の中ではダゲレオタイプ・トラップとよんでいます。他の技法では起こらない現象。

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昨日の昼間に撮ったダゲレオタイプはリング状に真ん中しか磨けていなかったので、夜の撮影は細心の注意を払って磨きました。再び機械と格闘。

そうしたら見事に逆バージョンになりました。真ん中だけが白く磨き残されています。 

それよりも今回突然ぐっと感度が上がりました。ギルディングしていないのにトーンが美しく、これが本来銀板の持っている実力なのかなーと思いつつも、F値を途中で3回変更しているので、それを間違えている可能性もなきにしもあらず。
初めてAnnieを撮影してからだいぶ時間を短縮していますが、磨きようによってはもしかしたらもう少し短縮できるかもしれません。

かつて一度だけ突然明るく写ったことがあります。 まだ機械を使う前ですが、それは銀板の磨きがうまくいったというより銀板をしばらく放置したせいです。 ヨウ素をコーティングしたあとしばらくおいておくと感度が上がります。
5〜6時間かけて露光するダゲレオタイプなどは撮影中に感度が上がっている想定だと、もう計算をどのようにしていいのかわからなくなってくる。。 そちらの実験はまたいずれ。

今回の一番の問題点は磨きもそうですが、パーティクルが荒いこと。霜がおりた感じの描写です。たまに起きる現象ではっきりした原因は不明。おそらく現像時の温度と時間によるものだと思いますが、もしかしたら銀板が奇麗に磨かれている方が現像時間が短くてすむのかもしれません。

あっちがうまくいくとこっちがうまくいかず、なかなかパーフェクトなダゲレオタイプをつくるのは困難を極めます。
いろいろな問題を一気に解決しようとすると混乱するので、今年いっぱいはひたすら磨きに専念しようと思います。