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2017年最後の日は、うさぎと遊んであげる約束を反故にし、代わりにまたしても臭素と遊んでいました。
とにかくまずはいろいろ撮ってみたいのです。

臭素あり・なしの比較はどちらも露光時間をしくじったので、あまり画質の比較はできませんが、とりあえず露光時間の差だけでも。。。

こちらがヨウ素のみ。 露光時間1時間40分。

そしてヨウ素と臭素を使ったもの。 露光時間は11分で、それでもオーバー気味です。

いずれも夜に同じ光源で撮影しました。
適正露出を想定して計算するとだいたい露光時間は臭素を使うと1/10 ~ 1/13 くらいに短縮できたことになります。

もう一つ臭素のすごいところは、シャドーがものすごく出ること。
おそらく最初のヨウ素のプレートを露光時間だけのばしたとしても、2つめの臭素を使ったような画質にはならないような気がします。(また余裕があるときにでも試します。)
ダゲレオタイプの緻密さは臭素の力が大きく貢献しているようだということを実感できました。
ま、臭素の効果はいくらでも文献に書いてはありますが、知識であるのと実際に見て納得するのとではだいぶ差があります。

そんなこんなで、ひたすら短期間に臭素を習得すべく撮影しまくっていたわけですが、まだまだわからないことだらけなので、さらなる追求は来年に持ち越します。 

それより、今日ものすごく衝撃的なことがありました。

このToyo-viewのカメラは以前ブログの読者の方から頂いたものなのですが、ホルダーをかちっと下まで入れると画像の上が切れてしまう、という難点がありました。規格の違いなのかよくわかりませんが、そうならないよう“ホルダーを入れるときはここまで”、とマジックで印を付けていました。

ちなみにホルダーをうっかり下まで入れて画像の上が切れてしまったのが、先日の臭素1号のダゲレオタイプ。

今日はまたToyo-viewで、たまには横向きで撮ろうかな、と触っていたところ、いつものマジックの線が見当たらず、あれ線はどこへ消えてしまったんだろう・・・と、探していたら、実は私、このカメラを頂いてからずーっと今までホルダー抑え(という名称なのかよくわかりませんが)を逆さまに使っていました。。。


Toyo-view 逆さま。。。

要はお尻からホルダーを入れていたわけで、今日初めて正しい向きでホルダーを入れたらきちんと上が切れずに撮れました。

(お部屋のダゲレオタイプ、リベンジ版。)

大判カメラも2014年から使っているので、初心者なんですー、という言い訳がそろそろ通じなくなってきているころ。
今回のはたぶん初心者とか関係ないような間抜けな過ちなんですが、自分が情けないよりなにより、もうマジックの線を気にしなくていいんだ!! という開放感の方が大きいのでした。

(ちなみに先日、写真関係の友達に、「ゼラチンシルバープリントって、何?」と聞いて、ドン引きされたばかりです。)

もっといろいろ今年のダゲレオタイプの総括を書きたかったのですが(たとえばやり残したアニーのこととか)、臭素にうつつを抜かしやり残したことがたくさんあるので、ここまでにします。

今年もブログに遊びにきてくださった皆様ありがとうございました。
来年も恐らくダゲレオタイプの片思い日記は続きます。

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。