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ここ最近はいつものダゲレオタイプ・トラップに陥り、週末は朝から晩まで撮り続けて手にあかぎれが出来ました。
ヨウ素のみを使っていたときの10倍くらいのスピードで撮れるので、せわしないのです。常に作業しているという感じでアイドリングタイムがありません。 ここ1ヶ月で60枚(というより60回)ほど撮影しました。

臭素を使い始めて約1ヶ月、だいぶいろいろな発見がありました。とにかく習うより慣れろで、いろいろ調べたり文献を読んだりしてその通りにやったところで同じように出来るはずもなく、なぜなら人それぞれ道具も環境も手法も異なるからです。

ダゲレオタイプのおもしろいところは、そのような理由からその人らしい画像ができること。被写体はもちろんのこと、使う銀板、薬品、プロセス、環境などで、だいたい同じようなトーンの、ああー、この人が撮ったダゲレオタイプだな、と顕著に分かるくらいの特徴が出るところが、様々なダゲレオタイプを見ていて感じたことです。

私の場合は青いダゲレオタイプがあまり好きではないので、薬品の当て方をコントロールしてあえてセピアトーンに持って行こうとしていますが、基本的には普通に撮ればセピアトーンに近くなります。それは私の磨き方や使っている銀板、ギルディングの手法などで自然とそうなるわけで、他の人のダゲレオタイプを真似しようと思ってもなかなか出来ないし、その逆もしかり。
その点USのワークショップで撮影したダゲレオタイプは皆同じ銀板、同じ薬品、同じプロセスで撮影するので基本的に皆トーンは同じで、選ぶ被写体でその人らしさが出るといったところでしょうか。

さて、さんざん撮影していながら、その画像をある時期からアップしていないのですがそれには理由がありまして、それはまた後日にでも書きたいと思います。

臭素さまの抜け殻。なぜかこういうものが捨てられない・・・。