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週末はダゲレオタイプの制作しながら「ダゲレオタイプの女」を見ました。
いまさらですが・・。

もう2年近く前、ちょうど私がダゲレオタイプにのめり込んでいる真っ最中に発表された映画です。そのときはなんともタイムリーな感じがしましたが、気持ちの余裕が今よりもなかったのと、それを見ると何か情報が増えて頭が混乱してしまうのではないか、という不安があってあえて封印していました。

大きなネタバレはありませんが、まだ見てない方はこの先は読まない方がいいかもしれません。

受け取り方は人それぞれなのであくまでも私個人の感想ですが、正直なところちょっと期待外れでした。色々な意味で展開が若干強引な感じがして、それぞれの登場人物に感情移入しきれないまま さくっと終わってしまったという感じです。もう少し長い映画でもよかったのかも。。。  
また時を改めて見たら、違った見方ができるかもしれません。舞台や映像はとても美しいです。あぁー映画をとるって大変なことなんだなぁーとどちらかというとそちらに気が行ってました。

ダゲレオタイプの制作場面や道具はよく再現できていました。スタジオや道具類が素晴らしいのです。あんな環境で撮影できたらいいな〜・・・と妄想に埋もれながら見ていました。(もしかして、そっちに気をとられすぎて内容の方がおろそかになっていたのかも・・・!!)

肝心のダゲレオタイプ制作のシーンですが、120分の露光はもしかしてヨウ素しか使っていないのかな。。。それはさておき一番気になったのは水銀の入り混じった汚水を捨てる場面。ダゲレオタイプ制作においてそんな汚水は出ないはず・・・・。何か間違って伝わってしまったらいやだなと思いました。(いや、もしかしたら作業内容によっては出るのかもしれないけれど、少なくとも通常の方法だったら出ません。)
あと銀板の準備をアルバイトの助手にさせるというのも私としては納得いきませんでしたが、そこは映画の中では重要な場面ではないし、実際にあれ?っと思うのはダゲレオタイプを撮影する人たちくらいかもしれません。

死は幻。

この一言がすべて表しているような気がします。(ここは好きな場面。)

また改めていつか見てみようと思います。 ・・というより黒沢清監督の他の作品を見てみたいです。


2016年にもらったチラシ。 この裏に私が販売したアンティークのダゲレオタイプが掲載されていてびっくりしたのを覚えています。