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ここから数回に分けて、カナダで受けてきたダゲレオタイプの授業のことを少し書きたいと思います。

先生はMike Robinsonさん。 ダゲレオタイプの第一人者です。 私の中ではダゲレオタイピストというよりはむしろ研究者。 ダゲレオタイプについて多くの研究をなさっていて、化学的根拠に基づいた膨大な知識をお持ちです。 おそらくダゲレオタイプについてここまでの知識を持ち合わせている方は世界でこの人しかいません。
そのことは先生にも直接聞きました。 ここまでダゲレオタイプについて化学的にアプローチできる人がいるか、という問いに対しての答えはノーでした。つまるところそのレベルの人は彼しかいないということです。
以前にもうおひとかた近い方がいらっしゃいましたが残念ながら昨年お亡くなりになりました。

実は私は2016年にもMike先生のワークショップをニューヨークで受けています。 その時は6人定員のクラスで、3日間缶詰で行いました。
今回はさらに一歩踏み込んで勉強したいと思い、マン・ツー・マンでお願いしました。
(2016年のワークショップの様子はブログに書きましたが、写真使用の許可を全員からもらっていなかったので現在は非公開にしています。)

当時から私はダゲレオタイプを学ぶならMikeさんが良いと思っていました。
現代のダゲレオタイピストの中で彼のダゲレオタイプが一番好きだったことと、他のWorkshopはもっと簡易的なものだったからです。
(実はもう一人ヨーロッパで学びたい人がいましたが、教えることはしておらず、連絡もとってみましたが返信はもらえませんでした。)

***
Mike先生のスタジオはカナダのトロントにあります。不慣れなので、歩いていける距離のAirbnbの宿に泊まりました。
フライトが夜中到着便ということもあり、オーナーに車で空港までお迎えに来てもらいました。

どうでもいい情報ですが、私が泊まった宿です。かわいらしいこじんまりとしたお部屋です。

気温がマイナスになると聞いていたので電気毛布を持っていこうかと思っていましたが、部屋は都内の私の住まいよりずっと暖かかったです。

翌朝は街を探検する間もないまま、Google先生を頼りにMikeさんのスタジオめがけて出発。

・・・と気合を入れて出かけましたが、Google先生に頼る必要がないほどその宿から近所だったりします。

この建物の最上階にMikeさんのスタジオがあります。

建物の入り口。

通りの番号がバーンと大きく表示されていて分かりやすいです。

そして超ミニマルなエレベーターボタン。

エレベーターを降りるといきなりこの扉。

なんとも無機質ですべてがインダストリアルな雰囲気だなぁーと思っていたら、実はこの建物、1916年に建てられたガム工場でした。

(肝心の授業内容がないままですが、続く)