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話が前後しますが、カナダとアメリカはそれぞれeTAとESTAという電子渡航証を事前に取得していきます。私はまんまとカナダのeTAを申請し忘れて行きました。

トロントへはボストン経由で行きましたが、ボストン空港で「eTAは持ってる?」と聞かれ、げ・・何それ、忘れた! となり、チケットカウンターでスマホからせっせと申請する羽目になりました。(結構時間がかかります。)
本当は一本フライトを早めたかったのですが、しかたなく断念。

アメリカと比べるとカナダの方が入国審査が厳しいです。終わったと思ったら次の人が待ち構えていて私は3人の係員からいろいろ質問されました。
カナダにたった2日しか滞在しない、というのが怪しいと思われたようで、1 Day ワークショップを受けるために来た、その先生は以前にも会って知っている、と説明すると、住所を教えろだの以前はどこで会っただの、変な質問するなーと思いましたが、私を麻薬の密売人と想定すれば、まぁ妥当な質問ではあります。下手に説明するより「観光で来た」というのが一番良いかもしれません。

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Mikeさんのスタジオはもともとガム工場だけあって、作りがとてもがっしりしていて天井がものすごく高いです。

入った瞬間に、ああー、私もこんなところに住みたい・・・・!! と思いました。

以前に載せた写真です。

夢のような場所。

てっきりダゲレオタオイプのスタジオだと思い込んでいましたが、実は住居を兼ねていました。
カメラが置いていあるサイドから撮った写真。

奥がキッチンで、階段の上が寝室になります。そして写真には写っていませんが階段の手前奥が作業場です。

上の写真からちょっと右にスライドした風景。大きな窓があるのが見えます。

私が特に気に入ったのはこの柱。

普通の住居でこんな美しく巨大な柱がある家はそうそうありません。
Mikeさん夫妻は20年前にここを購入し、今となっては値段がうなぎのぼりなのだとか。

ちなみに上部に見える長いパイプがドラフトチャンバーのダクトです。

作業中、ものすごい音がしました。
工事は近所の人にすべてを説明すると面倒なことになるので、さりげなく行ったらしいです。

最初にMikeさんがコーヒーを入れてくれました。

強烈にボケてますけど、入ってすぐのところに飾っていあるダゲレオタイプのコレクション。
額に入った大きめのサイズのもが多かったです。

私が撮ったダゲレオタイプを見せると、恐れ多くもMikeさんの作品の隣に並べてくれました。
“Goerz”と書いてある鳥のダゲレオタイプです。

こうやって並べてみると、被写体こそ大きく違えどそれほど描写に遜色ないなという印象。(若干ずうずうしい感想ではありますが・・・。)
今回の目的の一つはダゲレオタイプのトーンについて学ぶことだったので、あえて黄色がかかったものを持ってきました。

コーヒーで一息ついたらさっそく作業です。

私がやりたいことを箇条書きにして事前に送ったところ、1日ですべてをカバーできないということで、こちらがメニューとなりました。

1 – four quadrant bromine test on my clad plate
2- four quadrant bromine test on your clad plate.
3 – Once the bromine is determined, do a four quadrant iodine test on either yours or my plate
4- Do a final still life
5-tinting.

臭素のテストをMikeさんのクラッド材と私のメッキ板それぞれで行い、臭素の値が決まったら今度はよヨウ素のテストを行い、最後に1枚撮って着色する、という流れです。

(続く)