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週末は雪をとても楽しみにしていたのに、結局降ったのかどうかわからないほどの中途半端な天気でした。

カナダでのワークショップの続きです。

1日でこの5つのメニューをこなします。

  1. four quadrant bromine test on my clad plate. (クラッド材での四分割臭素テスト)
  2. four quadrant bromine test on your clad plate. (メッキ材での四分割臭素テスト)
  3. Once the bromine is determined, do a four quadrant iodine test on either yours or my plate (クラッド材もしくはメッキ材での四分割ヨウ素テスト)
  4. Do a final still life (最終撮影)
  5. tinting. (着色)

これだけだと時間が余っちゃうよーと思いましたが、Mikeさんはとにかく緻密に丁寧に作業を行うので、朝9時から始めて結局夕方になりました。

この四分割テストというのは一枚のプレートを四分割して薬品を当てる時間を変えてその効果を見るというものです。

まずは研磨から。

以前のワークショップではひたすらハンドバッフィングを行いましたが(そこそこ何100回も)、今回はそこは飛ばして機械研磨です。

仕上げは手で行います。

このバッフィングパドル、ちっちゃい!!! と思ったら、旅行用に作ったものとのこと。

以前に見たのはこんな長さでした。

研磨のあとの計量タイム。どのくらい研磨したかを計ります。

使う薬品箱はこちら。 私に作ってくれたものと同じものです。

四分割の結果はこんな色になりました。

最初のテストはMikesさんがこちらの本棚の前にカメラをセッティングしてくれましたが、私が本棚は嫌だと言うと、被写体を設定し直してくださいました。

こちらは③のヨウ素の四分割テストの結果です。クラッド材で行いました。

ダゲレオタイプ制作の通説では、2回目のヨウ素は1回目のヨウ素の秒数の6分の1、と言われていますが、こちらは6分の1どころかもっと長い秒数をあてています。

左上 110秒 右上 90秒
左下 120秒 左下 50秒

今回、一度目のヨウ素は90秒だったので、普通であれば15秒から長くても半分の45秒くらいです。

このテストは諸条件により結果が変化するので、まったく同じ秒数を私の家でやってもこの結果にはなりません。(そこが混乱するところ。。)
ここに言及し出すととても長くなってしまうので、今回はあくまでもワークショップの様子ということでこの記事では割愛します。

Mike先生の水銀現像機とドラフトチャンバーです。


実は水銀現像機の上にこの特許取得中の水銀現像箱が乗っています。

ドラフトチャンバーがいらないという画期的なもので、特に外で撮影する人には便利かもしれません。私は室内オンリーなので、特に要らないのですが、自宅で使ってみたい気もします。

Mike先生はfacebookでいろいろな方のダゲレオタイプ関連の投稿をご覧になっていますが、中には危険なもの(特に現像)もあるとおっしゃっていました。それ以外にもいただけないプロセスもあるようで、ひとつひとつコメントするときりがないので静観されているのだと思います。
(私はfacebookをやらないので内容はわかりませんが、私が見てもおそらく良し悪しはわからないと思います。)

Mike先生のスタジオはいろいろな工具があります。


これはクラッド材をカットする道具。
オーダーを受けてから大きなシートの板をそのサイズにカットします。


ハウジングの際、銀板がガラスに直接当たらないように端っこを曲げる道具(手前)と、銀板に刻印をする機械(奥)です。


レーザーカッターもあります。これも私がいる間に使いました。
アップルのマークがあったので、えっアップルのレーザーカッターですか?と聞いたら、あとからリンゴのシールを貼ったとのこと。(ちょっとお茶目。)

このワークショップで行ったクラッド材とメッキ材の撮影結果は以前に記事に書きましたのでこちらをご参照いただければと思います。
Clad vs. Silver-coated plate Test(クラッド材 vs.メッキ材テスト)

この授業の様子はあと一回記事にして終了です。

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