雑記帳。
朝から少し慌ただしくしていたところ大きな荷物が届きました。
差出人に記憶がなく、内容のところは「お菓子・写真」となっていました。
はて、なんだろう、誰だろう・・・と思って開けてみると、ブルー・コーンチップスの大袋に混じって無造作に新聞紙に包まれたものが。

スライド用の写真のようです。
実は私、こういう写真をちらっとインターネットなどで見かけたことがあったもののどういうものかよくわかっていませんでした。
マジックランタン(幻灯機)を使って壁などに写して見る写真だったのですね。
一枚はブーツ工場の写真。 もう一枚は樽・・? かな。

そうしたら幻灯機のことが気になり出して仕方ありません。 スライイドフィルムではなくガラスというのが良いなーと思うのですが、これは湿板写真とはまた別ものなのでしょうね。
私にとっては新しい写真の楽しみ方です。ひと手間かけて写真を見るというのはダゲレオタイプもそうですが、一つ楽しみが増えたような気分です。
たとえるとプレゼントでしょうか。 もらった喜び、ラッピングを開ける喜び、そして手にする喜び。
写真もすぐに視覚に入ってくるより、なんだろうというワクワク感と、普段と違うアプローチで眺める楽しさと、見た時の感動と、何重にもなっていると楽しみが倍増します。 言ってみれば鑑賞前のステップですが、この一見無駄と思えるプロセスが私は好きです。
いつか機会があったら部屋を真っ暗にして幻灯機で見てみたいと思います。
欲しいものがまたひとつ。
荷物はアメリカに住む大切な友人からでした。(彼の名前で送られてきたのでわからなかった。) 先日大量にカップ麺送ったのでそのお礼も兼ねてとのことでした。
このブルーコーンチップス、以前は輸入食品店に普通に置いてあったのにとあるときから日本で入手しずらくなりました。 そのときは焦って、メーカーにまで問い合わせた記憶があります。 彼女が私がブルーコーンチップスを大好きだということを覚えていてくれて、たくさん送ってくれました。

大切にいただきます。
もう調べていらっしゃるでしょうが参考まで
Magic Lantern’s reached their popularity about 1900, but continued to be widely used until they were gradually replaced 35mm slides.
Produced to be viewed with a projector, lantern slides were both popular home entertainment and an accompaniment to speakers on the lecture circuit. The practice of projecting images from glass plates began centuries before the invention of photography. However, in the 1840s, Philadelphia daguerreotypists, William and Frederick Langenheim, began experimenting with The Magic Lantern as an apparatus for displaying their photographic images. The Langenheims were able to create a transparent positive image, suitable for projection. The brothers patented their invention in 1850 and called it a Hyalotype (hyalo is the Greek word for glass). The following year they received a medal at the Crystal Palace Exposition in London.
なんと! ここまでは調べていなかったです。ありたとうございます。幻灯機を最初に写真で使い始めたのがダゲレオタイピストの方だったのですね。しかもこのマジックランタンは写真用かと思っていたら写真の始まる前から存在していたとは。挿絵などを見たら大きくプロジェクターのように映るみたいなので、ますます見てみたくなりました。。。