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~ ダゲレオタイプ/銀板写真(Daguerréotype)・ガラス湿板写真(Wet Plate Collodion Process)

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Category Archives: Failure & Causes (失敗作とその原因)

Failed bunny – wet plate (失敗うさぎ-湿板)

14 Monday Dec 2015

Posted by 4tographique in Failure & Causes (失敗作とその原因), Wet Plate Collodion Photos (湿板写真)

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昨年撮影した湿板のガラスの山をさぐっていたら、ひどく失敗した兎の湿板(6x6)が出てきました。

EPSON MFP image
なんとなく処分できなくてとってあります。

湿板の場合失敗したガラスの処理がやっかいで、きちんと磨いて使えばいいけれどニスやワックスなど塗ろうものならそれを剥がして再利用するより買った方が安い(時間を買うという意味で)。
だったら捨てるか、となりますが、どうもガラスの写真となると失敗作もなかなか踏ん切りがつかないのが辛いところです。

年末に向けてそろそろ処分していきたいと思います。
(そして失敗作を処分したらほとんど何も残らないという現実。)

The timing to dip the plate(プレートを硝酸銀につけるタイミング)

31 Monday Aug 2015

Posted by 4tographique in Failure & Causes (失敗作とその原因), Wet Plate Collodion Process(湿板プロセスと薬品)

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Tags

ガラス湿板, wet plate collodion, wetplate, 湿板, 湿板写真

ブルーベリーガムをねずみにあげる夢を見ました。しかも結構大きいやつ。 ねずみはガムを知らないので飲み込んでしまいます。
私も子供の頃、ガムは飲み込むものだと思ってました。あとから出すものだと知って、死んでしまうんじゃないかと本気でドキドキしたのを思い出します。 大人になってからもうずっとガムは食べていません。
金太郎飴の夢もみました。 でもまだ棒状になっていなくて、自分の手でぎゅーっのばすのでひしゃげて、もはや、誰ですか?状態。

それはさておき、コロジオンを塗ったあと硝酸銀につけるタイミングですが、早すぎるとヨウ化物が硝酸銀に流れ出しトラブルを引き起こす原因となります。

かと言ってのんびりしすぎると、こんなことに。
problem

最初はコロジオンの問題かと思っていましたが、どうやらコロジオンを塗布してから悠長にしすぎて端っこから乾いてきた状態のようです。

硝酸銀のトラブルを極力抑えたい気持ちが出た結果。 

pH magic(pHの魔法)

30 Sunday Aug 2015

Posted by 4tographique in About Silver Nitrate (硝酸銀について), Failure & Causes (失敗作とその原因)

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chemicals, 薬品, wet plate collodion, wetplate, 湿板, 湿板写真

うまく行ったと思ってもまたすぐトラブルに遭遇して何をどう撮影するかより、とにかく写ればOKみたいな状況が続いていますが、ここ数週間何度もQuinnさんに質問をし続け、新たな光が見えてきました。本当に面倒見の良い人で先生のように質問に答えてくれます。(もうそろそろ嫌になってきていると思います。)

ポジ(アンブロタイプ)を作るのに硝酸銀のpHは4〜5が良いとされていますが、コロジオンのコンディションによって数値は変わるようです。 よーく読むとちゃんとQuinnさんのテキストに書いてありました。(本に書いてあるだろ、とは言わないのがまた彼の良いところ。)

初めてpHの調整をしてみました。

いままでは、プレートが左から1枚目、2枚目みたいな状況が続いたら、コロジオンを変えても現像液を変えてもたいてい手詰まりになり、硝酸銀が汚染されたと思って速攻太陽の下に送り込んでましたが、pHを少し酸性寄りにすることで、魔法のように像が出ました(一番右の写真)。 雑すぎて何撮ってるかわからないのはテストなのでお許しを。ポイントは像が出ているどうかです。   
ph-adjustment

硝酸銀、いつも悪者にしててごめん。 しかしながら、このちっちゃいテストプレートでは問題なくても、サイズが大きくなるとまた写らなくなったして、8x10くらにとどめておけばこんなに苦労しなくて済んだかもしれないと今更ながらちょっぴり後悔。 

ま、おかげさまで、いろいろ勉強になりました。 トラブルがあったときはよほどのことがないかぎりどの薬品が悪いというのはなくて、必要な化学反応がきちんと出来ているかどうかをいかに見極めるかが重要のようです。応用問題でちょっと難しいですが。

苦労していたフィルタリングは、あんなにきっちりやらなくても大丈夫なようで、このビデオにあるようにゆるい感じで濾過しただけで問題ありませんでした。

なんと言うか、硝酸銀がお友達みたいです。さらりと扱ってます。 私の場合、かなり意気込んで格闘してますが、仲良くなるにはもっと一緒に時間を過ごさなければならないかもしれません。

ちなみにボイリングは勧めないとのこと。 サンニングで十分きれいになるようです。 

Collodion & Developer Test Day 3 (コロジオンと現像液のテスト3日目)

30 Tuesday Jun 2015

Posted by 4tographique in Failure & Causes (失敗作とその原因)

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Tags

ガラス湿板, コロジオン, 薬品, wet plate collodion, wetplate, 湿板, 湿板写真

新たに届いた脱イオンとかいう精製水で硝酸銀溶液を作成したところ、最初はまあまあの感じで写ってました。
EPSON MFP image
Quick Clear + Vinegar Developer

EPSON MFP image
Reh’s New Generation + Vinegar Developer

突然気持ち悪いぶつぶつ。
EPSON MFP image
Reh’s New Generation + Vinegar Developer

またしても硝酸銀溶液、リハビリへ・・・・・。 
EPSON MFP image
Reh’s New Generation + Vinegar Developer

こんなにしょっちゅう硝酸銀が倒れていたら銀がいくらあっても足りない。。。
かなり間引いてますが、25枚くらい撮影しました。 硝酸銀がくったりし始めたのは、前回うまくいかなかったコロジオンを再度試してみてからです。 そのコロジオンが汚染されている可能性が大きいものの、硝酸銀溶液を変えただけであっさり写ったりもするので安易に捨てられず、薬品に弄ばれている感満載。

Unsolved mystery(迷宮入り)

27 Saturday Jun 2015

Posted by 4tographique in Failure & Causes (失敗作とその原因)

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薬品, wet plate collodion, 湿板, 湿板写真

薬品のテスト、少しだけ行いました。
結論から言うと、ますます謎が深まるばかり。。。

まずは昨夜作ったQuick Clearでテスト。 薬品はすべて新たに購入したものです。 なぜか感光膜がとても薄付きなのが気になりました。 
現像液は自作のものを2種類(いずれもビネガー調合、こちらのテストではまったく問題なく写ったもの)。

test-quick_original1
test-quick_original2

げ。。。 

硝酸銀のサンニングもボイリングもうまくいっていないのかな ・・・

・・と思いきや、市販の現像液だとここまで像がでました。
test-quick_bostick

出たといっても、これじゃ話にならないレベル。 うーん、以前とほとんど変わらず。
薬品を新品に変えてもダメです。

 

別のコロジオン、Old Workhorse(自宅調合)を試しました。
test-oldworkhorse_bostick
少しはまし。

では自家製現像液はどうかというと、
test-oldworkhorse_original2

そこそこ出ました。 なぜQuick Clearだと像が出ないのかが謎です。
昨年からずーっと使っているコンビネーションで、今までまったく問題なかったのに。

おまけのPoe Boy。  この画像だと見えませんが、うっすら像が出ているのです。
カドミウムが入っていないせいで感度が低いかもしれません。 ま、これは番外編です。
test-poeboy_original1

もう少しテストしたかったのですが、日が暮れたので今日のところは終了。

とにかく悲惨。 かろうじて写っているものの、あまりにもひどすぎる・・・。 
犯人に目星がつけられない状態です。 少なくとも硝酸銀には少なからず問題がありそうです。 

謎はうようよありますが、顕著なものを2つもう一度まとめておきます。

謎その1
Quick Clearが、ビネガー現像液だとダメで市販の現像液なら像が出るのはなぜか。 

謎その2
一見問題がありそうなビネガー現像液、コロジオンによっては全く問題なく像が出るのはなぜか。 

とても微妙なコンビネーションで化学反応が起こっているかもしれません。 化学的に納得の行く答えがほしいです。 
本来、本気で実証実験をするなら、硝酸銀溶液もまったく同じ状態のものを毎回変えて行わなければなりません。 
ただ、私が家で行うようなレベルでは精度が保てないのと、そんなことをやっていたらとても時間もエネルギーもお金も追いつかない・・。

・・というわけで、ここ数週間のストレス解消(と、ここ数年の運動不足解消)のため、キックボクシングを始めることにしました。ミットでも蹴らないとやっていられない、ということで。 

そういえば、先日のCAS登録番号、よくよく見たらQuinnさんの本にきちんと書いてありました。
もう一度しっかり読み直します。  そしてもう少し実験は続けます。 

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