UV cut glass test (紫外線カットガラス)
22 Tuesday Sep 2015
22 Tuesday Sep 2015
30 Sunday Aug 2015
うまく行ったと思ってもまたすぐトラブルに遭遇して何をどう撮影するかより、とにかく写ればOKみたいな状況が続いていますが、ここ数週間何度もQuinnさんに質問をし続け、新たな光が見えてきました。本当に面倒見の良い人で先生のように質問に答えてくれます。(もうそろそろ嫌になってきていると思います。)
ポジ(アンブロタイプ)を作るのに硝酸銀のpHは4〜5が良いとされていますが、コロジオンのコンディションによって数値は変わるようです。 よーく読むとちゃんとQuinnさんのテキストに書いてありました。(本に書いてあるだろ、とは言わないのがまた彼の良いところ。)
初めてpHの調整をしてみました。
いままでは、プレートが左から1枚目、2枚目みたいな状況が続いたら、コロジオンを変えても現像液を変えてもたいてい手詰まりになり、硝酸銀が汚染されたと思って速攻太陽の下に送り込んでましたが、pHを少し酸性寄りにすることで、魔法のように像が出ました(一番右の写真)。 雑すぎて何撮ってるかわからないのはテストなのでお許しを。ポイントは像が出ているどうかです。
硝酸銀、いつも悪者にしててごめん。 しかしながら、このちっちゃいテストプレートでは問題なくても、サイズが大きくなるとまた写らなくなったして、8x10くらにとどめておけばこんなに苦労しなくて済んだかもしれないと今更ながらちょっぴり後悔。
ま、おかげさまで、いろいろ勉強になりました。 トラブルがあったときはよほどのことがないかぎりどの薬品が悪いというのはなくて、必要な化学反応がきちんと出来ているかどうかをいかに見極めるかが重要のようです。応用問題でちょっと難しいですが。
苦労していたフィルタリングは、あんなにきっちりやらなくても大丈夫なようで、このビデオにあるようにゆるい感じで濾過しただけで問題ありませんでした。
なんと言うか、硝酸銀がお友達みたいです。さらりと扱ってます。 私の場合、かなり意気込んで格闘してますが、仲良くなるにはもっと一緒に時間を過ごさなければならないかもしれません。
ちなみにボイリングは勧めないとのこと。 サンニングで十分きれいになるようです。
12 Wednesday Aug 2015
02 Thursday Jul 2015
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岩石が何重にも層になった洞窟を抜けて、早く出口にたどり着いた人が勝ち、という夢を見ました。
夢は深層心理を反映するといいますが、まさに洞窟にいる私。
地獄絵。。。
3時間以上かけてボイルした4リットルの硝酸銀溶液が黄色く濁りました。醜すぎます。
再起をかけてサンニング。
最近、ボイルすると硝酸銀が黄色くなります。 サンニングした後でも同じ現象。 何の化学反応だろう。。
昔ボイルしたときはこんなことにはならなかったのに。
ここのところ起こっているトラブルはこのせいだと確信しました。
硝酸銀溶液がコロジオンやプレート以外の何かで汚染されている気がしてなりません。 ヨウ素が空気にまぎれているのかな。(うーん、考えがたい。。)
20 Saturday Jun 2015
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そこそこいい天気なので残りの硝酸銀もサンニングとボイルを行います。 4リットルもあると一度にボイルできないので大きなフラスコがあった方がよさそうです。 ボイリングは結構時間がかかります。
前回はボイリング→サンニングという順番で行いましたが、今日はサンニング→ボイリングという順番。(どっちがいいのかはわかりません。)
サンニングの際、炭酸ナトリウムを入れるとジュワーっと化学反応を起こして硝酸銀が勢い良く濁ります。
もしかしてきれいな硝酸銀も炭酸ナトリウム炭酸水素ナトリウム入れると濁るのかな・・? という好奇心の元、先日ボイルしたばかりの硝酸銀もに炭酸ナトリウム炭酸水素ナトリウムを入れてみました。
一番右が先日きれいにした硝酸銀。 違いは顕著できちんと浄化されていました。
通常、サンニングやボイルはよく使う人でも年2回くらいらしいのですが、うーん、私の使い方が悪いのか毎回硝酸銀がいい具合に汚染されてます。