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昨夜はプチ・マトリョーシカ現象の夢を見ました。
私は運転免許証を持っていないのですが、無免許で運転をしていたことを思い出し、そのときドキドキしながら車線変更などをした光景までもがありありと鮮明に蘇ってきました。この無免許で運転する夢は実際に随分前に見た夢です。場所は日本ではありませんでした。
それを昨夜の夢の中で思い出し、あのときの運転はもしかして夢だったのかな? いや、現実だったな、と思っているちょっと紛らわしい夢です。
(読んでいる人は、なんのこっちゃ、という感じだと思いますが・・。)
しかし、こんなにもリアルにいろいろなことが体験できる夢というのは本当に素晴らしいと思います。
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今回の展示は少し残念なことがあります。
それはダゲレオタイプの美しさが十分に堪能できないということです。
ダゲレオタイプはもともと小さなケースに入っている写真を手にとって、角度を変えながら自分で一番見やすいアングルで鑑賞するのが通常です。
しかし、壁にかけてあるダゲレオタイプは見られるアングルに限りがあるのと、残念ながら照明も作品ごとに変えるわけにはいかないので作品によっては最適なものにはなっていません。
ですので、もしこれから行かれるという方がいたら、小さな作品はどうぞスマホの懐中電灯などで照らして見てみてください。びっくりするくらい見え方が変わります。
ちなみに昨日載せた犬のダゲレオタイプですが、角度を変えるだけでこんなにも生き生きとして見えます。

やはり私はダゲレオタイプは、写真というよりオブジェ的な存在にしておく方が好きかもしれません。
大きさも最近はあまり大きなものには興味がなくなってきました。
それこそ8x10なども作りましたが、今は4x5でさえ大きく感じます。今は当時の小さなカメラで小さなプレートを作りたいなぁーと思っています。
(大は小を兼ねる・・・のですが、小さなプレートを4x5で撮影するのはフレーミングなどがなかなか大変です。)
当時の1/6 サイズのプレートは本当に最適なサイズだなとつくづく思います。
話は変わり、今日はちょっとした事件があって、撮影したダゲレオタイプを水銀現像機の中に落っことしてしまいました。
もうだめになってしまったからと思い、水銀が十分に冷めるまで放置しました。おそらく1時間くらいでしょうか。
そのあと引き上げてみると、特に大きなダメージはなく普通に現像できていました。
時間が長かったせいか、距離が近かったせいかわかりませんが、妙にコントラストの強い、そして黒も比較的強く出た画像になりました。

ちょっとコントラストが強すぎてまるでベクレルで現像したみたいな感じであまり好きではありませんが、これはこれでちょっとした発見でした。
ちなみに被写体は2つ目のアルコールランプ。
調色をしていると液体が沸騰してアルコールランプの上に垂れて、芯が濡れてしばらく使えなくなってしまうということがたまに発生します。 その一瞬の加熱の中断により調色が失敗することもあるので、バックアップとして買いました。
この古い昭和のアルコールランプを見つけるのに少し時間がかかりました。
コロンとした蓋が先日いただいたコロジオンの瓶にちょっと似ていてかわいいです。