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1839年にパリで発売されたダゲレオタイプ教本。 その日本語訳です。
もう絶版となっていて、定価が1800円なのに対し現在の市場価格は1万円くらい。
まだ中古を入手できますが、さすがに1万円は高いのでお借りしました。
実際のプロセスに関する記述は最後の数十ページ。文献的におもしろいので価格が妥当であれば1冊ほしいところです。
内容はよく他の本でも紹介されているダゲールや写真の歴史のもう少し濃厚なバージョン(ジオラマについても書かれています)、やりとりされた書簡、最後に化学レポートのようなダゲレオタイプのプロセス。
先日、真剣に読んでいるところ知人に声をかけられ、何を読んでいるのか聞かれましたが、説明が理解できないというより私を理解できないというリアクションでした(笑)。
ダゲレオタイプ、まさに化学。 分子レベルのアートです。 どんどん写真から遠ざかっていきます。。。。