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New Year’s Eve
31 Monday Dec 2018
Posted Daguerréotype (ダゲレオタイプ)
in31 Monday Dec 2018
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29 Saturday Dec 2018
Posted Misc.(雑記帳)
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27 Thursday Dec 2018
Posted Daguerréotype (ダゲレオタイプ)
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はて、レンズテストの結果を載せたものの、写真をペタペタ貼っただけで、たいして内容がないことに気づきました。
レンズレビューなどの記事がよくありますが、私はそこまで詳しく書けるほど知識がないので、このテストの結果を一言でまとめると
Goerzはカリカリ(とにかくカリカリ)、Cooke、Trioplan はバランスが良く、Lerebours et Secretanは深みがあって、エルマジーは優しいボケ、エミールブッシュと銘柄不明のレンズは独特の表現。
・・と言ったとこでしょうか。これもほとんど説明になってないけど・・。(これまで生きてきた年数を考えるとだいぶボキャブラリーが不足しているのは認識しています。)
あくまでも相対評価で、あとは好みの問題です。
ちなみにGoerz, Cookeはとても似ているので、どっちで撮ったか聞かれてもわからないかもしれません。
例えばそのレンズの解放値で、この被写体の場合時計の文字板までピントを合わせたい、とした場合選択するレンズは限られてきます。
アオリや絞りを使ったらまた結果は変わってくるのでしょうけれど、もう本当にたくさん時間があったら、絞りを変えて撮り比べたりもしてみたいくらいです。
そこが写真の本質か・・・? と聞かれたら、違うと答える人も多いかもしれませんが、隅々まで好みに仕上げるのが私のこだわりなので(ポリシーというより、そうしないと気になって仕方がないだけですが)、ま、それは人それぞれの写真への向き合い方ということで。。
レンズレビューになってないレビューでしたが、とにかくレンズの魔力は恐ろしいです。まだまだ素晴らしいレンズが世の中にあるのだろうなー、と思いますけどその考えは当面封印したいと思います。
さて、私がブログにアップしているダゲレオタイプのテスト写真ですが、いずれも本物ではありません。
はて、何のことやら、という感じですが、とにかくダゲレオタイプをモニター越しで見てダゲレオタイプすごい! というのは、頭でっかちで見ているだけです。いや、正確にいうと、すごいのかもしれませんが本物はもっとすごいです。
あるいはダゲレオタイプに精通している方であればその素晴らしさは容易に想像できると思いますが、とにかく実物は別物であるということをこの先も何百回でも書きます。
どのくらい違って見えるか、というちょっとしたテストです。
もちろんこれらも全部本物とは違いますが(モニター越しをさらにモニター越しで見る、という意味不明な行為です)、こんなにも見え方が変わります。 iPhoneとパソコンでも当然のことながら違う。
こういうことをやっていると、果たして私が見てるダゲレオタイプは他の人が見ているダゲレオタイプと同じなのか・・・???という疑問がふつふつと湧いてきて仕方ありません。
なぜなら山登りのリュックを選びに行ったときに、私がこれがいい、と選んだピスタチオカラーをサイズが合わないからという理由で一刀両断し、こっちにしなよ、同じ緑だし、と勧められた緑は私が欲しいと言った緑とは似ても似つかぬ色。 たしかに大きなくくりでいったら緑のカテゴリーに入るかもしれないけれど、それにしても違い過ぎる。 「私が欲しい色じゃない。」というと「同じ緑やん、違いわからん。」 て言われたことがあり、軽く衝撃を受けたことがあります。
そうか、皆それぞれ見えているものが違うのだ・・・。
そのときにそう思いました。
だからダゲレオタイプも、実物でも人によって見え方がだいぶ違うかもしれません。
そしてモニター越しにいたっては、もう普通の写真です。
とある人が湿板をダゲレオタイプ、と説明書きをつけてアップしたものにたいして、「やっぱりダゲレオタイプは違うね。素晴らしい。」と言った人がいて、もうそれは頭で見ているだけの世界です。(ま、私もやりかねませんが・・・・。)
25 Tuesday Dec 2018
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132・・・というのは今朝夢に出てきた数字です。 手の甲に蛍光ペンみたいなもので”132”と書かれて、それを見せると再入場できるというもの。 何の催し物だったのか夢ではわかりませんでしたが、白く132という数字が光っていました。
夢に出てくる数字は何か意味があるのかと気になったりしますが、大抵の場合はすぐ忘れてしまいます。
今日は強烈に印象に残っていたので、気になって調べてみたところこんな記載がありました。
”エンジェルナンバー132にはイエスやモーゼ、ブッタといったアセンデッドマスターがかかります。あなたの信念を天界に仕上げるというメッセージが込められたもので、完璧な信念とポジティブな思考へと導いてくれるのが特徴です。特に女性達や神聖な女性のエネルギーを感じることができるもので霊的な中心を保つのが大事となっています。自分自身の考えを貫き突き進むことで、目的に達成できるのがエンジェルナンバー132です。”
ぱっと読んだだけでは何やらよくわかりませんが、要は信念に基づいて行動して良い、ということなのでしょうか。
基本的に誰にどう思われようといつもそうしているので、これによって私の言動が左右されることはありませんが、なんとなく保証をもらったような気分です。
***
先日行った9つのレンズのテスト結果をまとめてここにご紹介したいと思います。
私は決してレンズの構成について詳しいわけではないので、あくまでも「素人が古いレンズを使った感想」みたいな感じでしょうか。
これから古典レンズを購入する方は、もしかしたら少しは参考になるかも(?)しれません。
個人の主観で描写のかたい方から柔らかい順で並べてみます。
ずらっと並べるとこんな感じ。パソコンからクリックしていただくと見やすいです。
(被写体の一部のほおずきが、気付いたらどこかに飛んでいってました。)
この中で一本だけ所有できるとしたら、今は迷わずLerebours et Secretanを選びます。
この中で、かぶってるなぁー。。。というのは、まず最初のGorze2本。
あとGoerz 238mmとCooke 238mmも描写が近いです。Cooke 150mm と Trioplan 150mmも長さが同じ上に描写も似ています。ただTrioplanは神頼み的なレンズで、広角な上にF3と明るいので意外と便利。
8x10やそれ以上のダゲレオタイプを撮るとなった場合はイメージサークルの大きいGoerzやCooke, あるいは長さが自由に変えられるEmil Bushなどが使えるので、それはそれで残したい。
(ちなみに現状私には8x10が限界です。)
もういらないと思っていた無名のペッツバールは撮り直しをしたら印象的で、また使ってみたい・・
・・・等々、いろいろ細かく検討していくと使い分けができるので、選択が難しいです。
以前にエミールブッシュが表記の数値よりも2段くらい明るく写ったと書きましたが、この記事に対してEさん(本名は伏せさせていただきます)からメールをいただきました。
私の言葉にすると間違って伝わってしまう可能性があるので、そのままご本人のご了解を得て転機いたします。
「1900年以前のレンズには普通の国際絞りや大陸絞りの系列以外にも現在では使われなくなった絞り表記がいくつか存在していました。
エミールブッシュやゲルツでは「シュトルツ絞り」ツアイスでは新旧の「ルドルフ絞り」コダックカメラ等に使われた「USフォーマット」
単純に1から順番に数字を付けた物等々。
気を付けなければならないのが一部数値が現代の数値と重なる箇所があるので間違いやすいのです。
古い表記では数値が倍数表記になる物が多いのでわかります。
例えば現代の国際絞り表記では 8 11 16 22 32 45 ですがシュトルツ表記では 4 8 16 32 64 96 になります。
ツアイスのルドルフ絞りでは明るい方が大きな数字になります。絞り穴の直径をミリ数で表示した場合もあります。
それとエミールブッシュとありますがもしVademecum組み合わせレンズセットならばセットに付いている組み合わせ表は焦点距離/明るさ共にあてになりませんでした。」
なんと、エミールブッシュのセットについている組み合わせ表はあてにならない・・とのことでした。
どうりで、といいますか、おかしいなと思ったのはそのせいだったかもしれません。また薬品の塩梅によっても変わるかもしれません。もちろんそれはエミールブッシュに限ったわけではありませんが。
Eさん、大変勉強になりました。 いつもレンズについて教えて頂いてありがとうございます。
(のみこみが悪くてすみません。。。)
***
12月は怒涛のように時間が過ぎていきます。まだまだ実験したいことがたくさんあり、この記事を書くのもだいぶあとになってしまいました。
ダゲレオタイプ制作の基本も途中でぷつっと終わっていますが、それもいろいろわけがあって今は中断しています。またいずれ続きを書きますので、もし楽しみにしてくださっている方がいらしゃったら(いないかもしれませんが)、しばしお待ちいただければと思います。
16 Sunday Dec 2018
Posted Daguerréotype (ダゲレオタイプ)
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何年か越しでやろうと思っていたダゲレオタイプでのレンズテスト、やっと終わりました。あくまでも4x5用。
かたい描写から柔らかい描写まで左から順に並べたところです。
これ以外にあと3本、頂いたりした比較的新しいと思われるレンズがありますが、レンズボードにはまらなかったりしてまだテストが出来ていません。
湿板を開始してから、最初は無頓着にとりあえず数本試していましたが、そのうち求める描写のレンズを模索しているうちに、気づいたら増殖していました。
厄介なことにレンズの好みもその時々で変化します。あるときはエミール・ブッシュが神的なレンズに思えたり、またあるときはゴルツに盲信的になったり。。。
湿板のときはかたい表現のレンズを好んでいましたが、ダゲレオタイプになって柔らかめが好みになりました。もしかしてまた好みが変わるかもしれません。
こいつはもう使えない、と思った一番最初に買った無名のペッツバールレンズも、もう一度撮り直ししたらまったく悪くなかったりして、どのレンズもきちんとその良さを最大限に発揮できれば被写体によってうまく使い分けできるはずです。
今回のテストでも、このレンズの実力はこんなものではないだろう、と思うものもあり、ただ永遠にそれに取り掛かっているわけにもいかず、いったん締めくくって、この結果を参考にまた作品作りに取り掛かりたいと思います。
レンズテストの結果詳細はまた後日。