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もう使うことはないだろうからいつか処分しなくては・・・と思っていたPentax 6×7。
描写もさることながら、この無骨な感じがとても好きで、どうしても手放せず出番のないまま埃をかぶっていましたが、今日ふと思い立ってこれでダゲレオタイプを撮ってみる事にしました。
現実逃避。
ところが空シャッターが切れず壊れたのかなと一瞬思いましたが、このシンプルで頑丈な作りのカメラが簡単に壊れるとも思えず、調べていたらフィルムを入れないとシャッターが切れない仕組みになっている様子。
どういじくりまわしても空シャッターが切れないので、不本意ながら蛇腹のポラロイドを代わりに使って遊びましたが、銀板をとめたテープがずれてこんなことになった上、
ポラロイドは最短焦点距離も長くて、とにかく使いづらい。
やっぱりペンッタクスで撮りたいなと、またいろいろ調べていたら空シャッターの切り方がやっとわかりました。
6x7はダゲレオタイプの6th Plateよりちょっと小さい程度。なので当時の真鍮マットも十分使えます。
描写は上々で、F2.4というレンズの明るさもとても重宝します。
難点はホルダーがないので、いちいち暗室にカメラごと持ってゆき、直接本体に銀板をセットしないといけないことくらいでしょうか。これが4x5や8x10クラスのカメラだったら倒れそうになりますが、これくらいだったら慣れればまぁ大丈夫。
というわけで、ペンタックス6x7も少しは活躍できるときが来たようです。