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硝酸銀のメインテナンスをする傍ら、先日田村写真さんにお邪魔して2種類の自作現像液のテストをしてきました。
なぜ現像液のテストかというと自作の現像液はトラブルが発生するものの、市販の現像液では問題なく像が出たからなのです。
どう考えても現像液に問題があるとしか思えない現象。 

テストの結果です。(トリミングしています。)

現像液1
developer-test1

現像液2
developer-test2
(ディアドルフと一緒に写りました。顔にピントがきているのでカメラはボケてます。)

両方とも問題なく像がでました。 いずれも田村さんに撮影していただいたものです。 さすがプロ。 写真がとても美しいです。 
やはりQuinnさんもおっしゃるように硝酸銀か、もしくは田村さんがおっしゃるにはコロジオンに問題があるかもしれない、とのこと。
(市販の現像液が大丈夫で自作がなぜダメなのか、というところの謎はまだ解明されていません。)

私は普段QuinnさんのQuick Clearコロジオンを好んで使用していますが、今回の撮影ではオスターマンさん処方のコロジオンをお借りしました。 まろやかに茶色がかっていてレトロな仕上がり、かつ中間階調も広いそうで、とても奥行きのある写真になりました。

今回いろいろお話を伺って、自分が普段いかに安易に撮影しているかよくわかりました。 田村さんはしっかり事前にpHなどをチェックし、最初に必ずテスト撮影を行います。私は面倒くさいことはついつい省いてしまいがち。(いつも自分の言動を振り返って「うさぎとかめ」の話を思い出す。。。) 
教科書には載っていないトラブルも多く発生するそうで(写真家の方から途中相談の電話が入っていました)、こればかりはその都度検証しながら経験を積んで行くしかないそうです。

大変良い勉強をさせていただきました。  どうもありがとうございました。